2024年 07月 08日
第32回公演 ありがとうございました!
皆様、こんばんは。お世話になっております。劇団動物園、廣部です。
先日6月21日(土)~30日(日)にかけて行われました
劇団動物園 第32回(新人お披露目)公演「匂衣~The blind and the dog~」に
たくさんのご来場いただきまして、誠にありがとうございました。
おかげさまで、全6ステージ無事に終了することができました。
本公演は「新人お披露目公演」と銘打った初めての試みでした。
文字通り劇団動物園の団員になって初めて役者として舞台に立つメンバーが中心の公演です。
演出が制作過程を手記として掲示板に挙げていたので、熱心な動物園ファンの方は
そちらで本公演の生みの苦しみを感じて頂いていたようですが・・・。
なかなかに刺激に満ちた稽古でした・・。
そもそも役者は自分の生きてきた経験を演技の引き出しにして、役作りをしていきます。喜びも幸せも苦しみも悲しみも、これまで生きてきたすべての経験を総動員して表現につなげようとします。逆に言えば経験の少なさや表現や物事への関心の薄さは、役者にとっての引き出しの少なさを意味します。もちろん年齢的に若ければ経験が少ないのは当然のことであり、若さの持つエネルギーはそれだけで魅力の一つではあります。しかし、この引き出しの少なさが役者を丸裸にし苦悩させます。
さらに役者にはイメージする力だけでなく、表現する技術の壁が立ちはだかります。声の使い方、セリフの言いまわし、セリフの間、感情表出の匙加減、表情、体の使い方、目線、会話のリズム、たたずまい等など、演技というものを分析して言葉にするとキリがありません。新人が舞台に上がるというのは、そのほとんどが未経験で初体験だという事です。「できない」「わからない」の連続だったことでしょう。一番の難関は新人だからといってできなくても仕方がないと言ってはもらえないこと。お客様にお金を頂いてわざわざ足を運んで頂き、観て頂くものを作っているのです。役者がどれほど心血を注ごうと、努力しようとお客様には関係のないことで、作品にとって必要なこと演出に要求されたことが舞台上でできるかどうかの世界だということです。
新人たちはこの3ヶ月、それぞれが自分の役と向き合い、時には立ち止まり、後退しながらも、それでも少しずつ着実に成長し続けました。本番では緊張しながらも温かいお客様に支えられながら、舞台の怖さと楽しさを存分に感じることができたようです。新人たちを中心に紆余曲折、七転八倒、艱難辛苦を乗り越えて、なんとか形になった今回の公演でしたが、幸い多くのお客様にご好評を頂けたようで団員一同ホッと胸をなでおろしている次第です。
また、新人たちにたくさんの励まし、ねぎらいのお言葉を頂戴できたこと大変嬉しく思います。
そして役者たちの今後の成長、さらに動物園としてこれからの作品の幅の広がりや可能性を期待して下さるお声を頂きましたこと、とてもありがたく思います。ご期待に添えるよう一層精進いたします。
地元北見市をはじめ、近隣市町村から足をお運びくださいましたお客様、
また、本公演に際し、後援をいただきました北見市教育委員会様をはじめ
広告、宣伝等ご協力いただきました各企業・各施設の皆様、心より感謝申し上げます。
公演のたびに、我々が公私にわたりいかに多くの方々とつながり、見守られ、
支えられているかということを実感いたします。
そしてその思いがこれからも我々が走り続ける原動力となります。
今後より一層作品を通し、皆様とつながり続けていける集団を目指します。
皆様からのご声援、励ましに改めて、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
とりあえず、本日はお礼まで。
たくさんの皆様の思いに感謝いたします。
本当にありがとうございました。

