2023年 10月 24日
舟手記 14
大変お世話になっております。劇団動物園:松本です。
劇団動物園には4段階の作品創作過程があります。
第1シーズンは台本読み合わせから立ち稽古完成まで。
演出の主観で物語を創り込むシーズン。基本設計で立ち稽古を完成させます。
約3ヶ月を有し、演出の方向性をCAST/STAFFと共有し疑問点や不安点を払拭する期間です。
第2シーズンは作り変えブラシュUP期。
創り上げたシーンを改良し場面の練度と精度を跳ね上げる特訓稽古。約3週間。
物語を理解(脚本本質と演出世界観)した演者達は、この段階で様々な武器や呪文を修得しています。
それを各人のリズムで作品に反映し、演出にダメ出しされる期間です。
第3シーズンは「上演ジャッジ通し稽古」後の集中稽古。1週間。
舞台監督を中心とした団員に通し稽古を見てもらい、そこで得た感想等を作品に反映させる鬼稽古週間。
演出主観で創り上げた作品を劇団俯瞰で仕上げる時期。見抜かれ、見透かされと演出が丸裸にされる破廉恥期間です。
ファイナルシーズンは公演1週目を終えてからのラスト稽古。2日間。
1周目でお客様と共に創り上げた作品を最終形態へと昇華させる地獄稽古。
お客様の反応で場面としての練度も演者の強度も作品の濃度も全て明確になります。
それらを吟味し2日の中で劇団動物園としてのアンサーを導き出す全時間本番疑似稽古。
本作1週目では、物語を立ち上げる事は叶いましたが細部に神を宿す事は出来ませんでした。
今週の過ごし方が作品を大きく左右します。悔いの残らぬよう過ごします。
人生において本作の中でを生きるのも後3公演。団員一丸となって駆け抜けます。
2023.10.24 現在

